ホワイトニング
ホワイトニングとは
ホワイトニングとは、専用の薬液を使って歯の色を白くする方法です。 歯科医院で行うオフィスホワイトニングと自宅で行うホームホワイトニングの2種類があります。
歯を削る必要がないので、歯を大切にしながら歯を白くしたい方にピッタリの方法です。
ホワイトニングによって起こる
可能性のある副作用
冷たいもので歯がしみる事があります。
こんな方にホワイトニングは
おすすめ
歯の治療(クラウン、レジン充填等)を受けていない歯が多い方に有効な治療です。
ホワイトニングの流れ
- 1. 事前に歯の診査を行います。要治療歯があればそれを優先する事があります。
- 2. マウスピース作製のための歯型取りを行います。
- 3. マウスピースが完成したら、ホワイトニングキット(薬剤、マウスピース)のお渡しと、歯のクリーニング、
使用方法の説明をします。 - 4. 実際にご自宅でホワイトニングを行って
いただきます。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングについて
当院が取り扱っているホームホワイトニングは、
米国ウルトラデント社の「オパールエッセンス」です。
世界的に高い実績とシェアを誇るホワイトニング薬剤で、歯科医師会でもその安全性が認められています。
オパールエッセンスの特徴
- 粘度が高く、マウスピースから溢れにくいため、装着時の不快感が少ない
- ジェルの濃度を10%・20%・35%と自由に選べるため、個人差に対応しやすい
- マウスピース内の1本1本にジェルを注入するので、知覚過敏が出る歯への塗布を避けられる
- 基本的には自分のペースで行える
ホームホワイトニングの流れ
①カウンセリング口腔内の検査・治療
まずは今、お口の中の気になる事をお聞かせください。
そしてお口の状況を確認させていただきます。
(被せ物等の記録・レントゲン)
虫歯等、治療が必要な歯がある場合、ホワイトニングが出来ない場合があるので治療のご検討をお願いします。
虫歯があるのにホワイトニングを行ってしまうと悪化するリスクが高いです。
②ホームホワイトニングのご説明
「オパールエッセンス」についての使用方法・ホワイトニング時の食事制限や歯磨きなどについてご説明いたします。
気になる事があれば気軽にご相談ください。
③マウスピースの作製
上記①②が完了し、お見積りの確認・同意を得てマウスピース作製のため、型取りを行います。
この時、現在の歯のお色味を記録に残すため、お口のお写真をお撮りします。
④お口のクリーニングとホームホワイトニング方法のレクチャー
マウスピース完成後、ご来院いただき、先にクリーニングをさせていただきます。
(プラーク・ステイン(着色)歯石の除去)
その後、薬剤の使用方法・マウスピースのお手入れについて、詳しくご説明いたします。
⑤ご自宅でのホワイトニングスタート!
ご購入いただいた薬剤とマウスピースを使い、いよいよホームホワイトニングが行えます。
装着時間はジェルの濃度により装着時間が違います。
(レクチャー時にご説明させていただきます)
⑥歯科医院でのチェック
1か月後にご来院いただき、歯のお色味を確認し、その他、歯の状態やマウスピースの状態、使い方・使用頻度などもチェックさせていただきます。
その後は患者様のご希望に沿ってジェルの追加販売をいたします。
(濃度を上げたい、本数を増やしたい・減らしたいなど)
ホワイトニングでの注意事項
歯磨き粉
基本的にはどんなものを使って頂いて構いませんが、ホワイトニング直後は歯の表面が荒くなっているため、研磨剤が含まれていないものの使用をオススメします。
食事
特に制限はありませんが、ホワイトニングを行った直後は以下の食べ物・飲み物の摂取に
ご注意ください。
ホワイトニング後、24時間以内
炭酸飲料・スポーツドリンク・ワイン・ヨーグルトなど、酸が強く含まれているもの。
着色が付きやすくなったり、歯の表面を荒らすリスクがあります。
48時間以内
カレー、紅茶、たばこなど。
(ホワイトニング後でも色戻りが早くなったり、効果が出づらい状況になります。)
ホワイトニングを行うにあたって気を付けること
一度ホワイトニングを行っても中断してしまうと色戻りします。出来るペースでもいいので継続する事をオススメ
します。
ホワイトニングを行っている期間中は、お食事や嗜好品の摂取も気を付けましょう。
ホワイトニングを行うにあたって、最も重要なこと
一番重要になってくるのが
定期的なクリーニングとメインテナンスの受診です。
プラーク(歯垢)やステイン(着色)、歯石が付いているままホワイトニングをしてしまうと充分な効果が期待出来ません。
これらに気を付けて継続していただけると、白さを持続させることができます。